そごうの撤退で揺らぐ八王子駅前でまた一つ騒動が起きました。
南口にJR貨物が建設する駅ビルのテナントが老健施設に決まったと報道があり、市も市議会も怒っています。そもそもこの計画は南口再開発に併せて町の活性化を促し、客の回遊性を拡げる商業施設、例えば映画館やホテル、物販を要望してきたのに、JR側は市の要望を無視して福祉施設に貸すとの事。百歩譲って医療施設なら外来患者の利便性や駅中のメリットは発揮できますが、中期入所の施設では…
ところで、JRって旧国鉄でつい先日まで国民共有の財産だったはず。確かに民間企業となった今、自助努力は必要ですがあくまで公共性の高い企業という事で税制はじめ多くの優遇措置があります。真にこの駅前問題は、都合よく公共と私を使い分けるJRの術で、
全国で問題となっています。他人様のビルと言ってしまえばそれまでですが、駅前一等地に努力せず土地を所有し、それを企業の都合でいかようにも使えるなんてあまりにも理不尽です。
もし、公共交通機関と自負があるなら駐輪場等の整備を責任を持って行うべきですが、こちらは自治体まかせ。ここは全国の駅前土地利用の為にも八王子が一発かまさなくてはなりません。外野からですが色々知恵を絞って再考をさせられるよう私もがんばります。
PR