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 終戦の日、都内で行われた教育シンポジウムにパネラーとして参加しました。教育改革全般がテーマでしたが私からは公教育の充実について様々な提案、議論を行いました。
「子育て、教育にはお金がかかる」根拠は様々ですが既に国内では定説になった言葉です。少なくとも義務教育に授業料は無いし、給食は安価なのになんとなく負担感があるのは学校教育だけでは進学が心配で、結局どこの家庭も塾や家庭教師、通信教育等上乗せの教育費がかかっています。塾によっては私学の学費と変わらないものも珍しくありません。特別な目標があって難関校を目指すならまだしも、小中と真面目にしっかり学校の勉強をしても進学に足りないとすれば、それは改善しなくてはなりません。例えばこの夏休み、皆さんの近くの学校で一学期に遅れをとってしまった生徒の補習授業を2日でも3日でもやっている学校はあるでしょうか?40日の夏休み、数日でもこういう授業をしてくれれば一銭もかからず学力は向上するはずです。もちろんやる気のある先生はいくらでもいるんですが、中々そういう事がしづらい環境も否めません。

 クラブ活動の顧問も真面目で頑張る先生ばかりに負担が増え、責任感強く良い先生ほど悩んだり、ギブアップしてしまう現状をかえなくてはなりません。今の政府は教師に労働権を与え、労使交渉を認めようと動いていますが、教員はその人との出会いが人生の価値さえも変える特別な公務員であり、私は労働者ではないと思います。モンスターペアレンツやクレイマー等家族側にも様々な問題があり、直ぐに改善できる問題ばかりではありませんが社会全体で公教育のあり方、その前提の幼児教育のあり方を少し時間をかけてしっかりとフォームを直していかなくては日本の劣化は止められません。
是非国民的議論にできるように頑張りたいと思います。
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